次世代で勝負

私の人生はとうに半ばを過ぎて、このまま終わるかなと思っていた。
それはそれで、私の人生なのだし、納得していたつもりだ。
両親から遺産もびた一文引き継がなかったし、
子供たちに残してやるような財産も無い。残すつもりも無い。

ただ、子供たちには十分な教育と生き方だけは残してやりたい。
努力をしたところで成功するとは限らない。
でも、努力すればそんなに苦労しなくても食べていかれる、
そして、その生き様をその彼らの子供たちに引き継がせる
そんな下地だけは残してやりたい。

いつ終わっても良いと考えていた私の人生に新しい目標ができた。
必ず良い子を作ってやる。そう思うと、老け込んでいられない。

それにしてもよく子供ができたものだ。(苦笑)
50になるまで種無しと信じていたのに、
50を過ぎてから3人も生まれた。家内の子供を引き取って
養子を3人も取って計7人。
私のこれからの余生はこの子達の肥やしになるためだけに
用意されたようなものだ。

この子達が大人になって、それぞれが助け合って
幸せになって欲しい。
私の世代に特に何も望まないが、子供たちの世代で勝負だ。
そう思うと実に楽しい。
強がりでも何でもなく、本音でそう思っている。

この年になって夢を持てたのは幸せなことだ。
(反抗期になって、夢は無残に打ち砕かれるかの知れないが…)



新しい試み

マニラ・サイエンス、マカティ・サイエンスの2校がUPの完全入学保障
UP授業料の半額免除。
成績優秀者には両校の授業免除、普通合格者には授業料半額という
思い切った政策をやっている。合格倍率は160倍を越すという。

驚くことは、この学校は公立なのだ。
私の長男の学費は年57000ペソ、次男が53000ペソ
学費だけで計110000ペソを払っている。
これが無料になって、UP入学保障となれば人気も出るだろう。
家にはこの下に2人の子供がいる。

養女たちは公立だから学費はかからないが
4人の子供たちの学費は今のままなら
6年後には確実に年20万ペソになる。
これプラス、スクールバス12万ペソ。計32万ペソだ。(汗)

学年があがるごとに授業料は増えるし、
これが大学に入ったらさらに増える。
弁護士や医者にと考えたら大学は10年コースだ。
さらに海外留学も視野に入れなければ
本当のプロで楽に飯を食っていくところまではいけない。
何とかなるで、計算してみたことも無いが
これが授業料免除なら親としては入れたいよな。(笑)

早速入学要綱を入手することにした。

フィリピンの面白いところは、公立でありながら
こういう試みをどんどん取り入れていくことだ。
例の腎臓移植の国の管理化なども
他の国にしてみたら奇想天外な発想だ。

政府の力が強いから圧力団体の力が及ばない。
それが専横や汚職につながるからほめられたものではないが
政策の自由度は日本よりはるかに高い。
小回りが利くということだ。

ただ運転手が悪いから暴走してしまうきらいがあるが…

万が一、合格したら、フィリピン絶賛。
不合格なら、なんと論評しようか。(爆笑)

貧乏

家の弁護士が腎臓が悪くなって、透析が必要になっているという。
今年、大学を卒業した娘さんが移植を検討している。
発表された新制度で移植の可能性が、見えていた。
フィリピン人に対する移植手術は1Mペソぐらいで可能になっていた。

弁護士なんだから貧乏だというわけじゃない。
今、移植医は連日フィリピン人の移植手術に追われている。
理由は外国人に対する移植を前倒しで行ったために
フィリピン人の移植をしないと、次の外国人に対する委嘱ができない
そういう事情があった。

今度、フィリピン政府が外国人に対する移植の再検討に入るという。
これでフィリピン人の国内での移植費用も跳ね上がるだろう。
うちの弁護士には気の毒だし透析患者には悲報だが…

私も透析候補者の一人だが、十分健康に気をつけることにしよう。

こんなことに目くじらを立てるよりも
貧困撲滅に力を注いだほうが良いと思うのだが…
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