高橋尚子

明日、名古屋で高橋尚子がオリンピック代表の座をかけて
マラソンのスタートラインに立つ。

シドニーで金メダル。
アテネも代表確実と思われていた彼女が選考レースで
日本人トップながら、平凡なタイムで3位
代表を外したのは昨日のことのようだ。

43.195km。
こんな距離を走る間にはいろいろなことが起きる。
経験や実績は絶対に必要だ。
あのときだって4年間の実績を考慮すれば
高橋の実績はNO1だった。
オリンピックでは野口との1・2フィニッシュだってあったと思う。

マラソンのオリンピック出場をかけては
いつもトラブルが発生する。
明日の選考レース、頑張ってぜひ代表になって欲しい。

北京での女王対決が楽しみになる。

手術室の光景

笛のような高い声で子供が泣き叫ぶ。
医者の手が無造作に、しかし繊細に子供の腹を探る。
何人もの人間が慌しく駆け回っている。
誰も仕事のこと意外、全く頭にない。
扉一枚の向こう側、手術室はまさに戦場の趣だ。

突然、エマージェンシーだとメッセージが入って
自宅近所まで帰ってきていたが、病院に折り返した。

心臓バイパス手術を受けなければ半年の命だと言う。
3年前に1度、バイパス手術を受け、再手術になった。
心臓の働きが健常者の22%の働きしかないと言う。
24日にも軽い心臓発作を起こし、毎日の監視が必要だ。
明日から特別看護婦が24時間体制で付く。
ただ、再バイパスをするだけの体力すらない。

医療の現場と言うのはある意味、ものすごく緊張するし
ものすごく感動的な場面に出くわす。

「可能性は?」「ない!」そう良いながら、
ない可能性を求めて必死で治療に当たる。すごいな。
ここにはつまらない感傷や、やっかみや、嫉妬や
低俗な人間の感情なんか欠片も存在しない。

「オレの手の内にある限りは殺さない」
一流と言うのはそういうものなのだろう

「死ぬのなんか、見たくないよ」
そう、はにかむように笑う顔には幼ささえ感じられる。
結果として膨大な報酬が伴うのだろうが
そんなものがなくても、女の子は放っておかないだろう。

自分の子供を医者にしたくなった。
私の母は看護婦だったが、私を医者にしたがっていた。
生活が安定するからとか、収入が多いからだと考えていたが
女の目から見て最高にカッコウの良い職業だと
考えていたのだろうと、今になって気が付いた。(苦笑)




ドルの凋落

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080307-OYT1T00558.htm

ドルの凋落に歯止めがかからない。
雇用統計の予想以上の低さからドル売りが進んでいるらしいが
一方でフィリピン政府は殺し一杯はペソ高が進むと予想している。
1ドル100円をめぐる攻防だが、8年前なら対ペソルートで6000を
伺う展開だっただろう。
それが4000にも届いていない。
大方はドル建てで石油価格が決まっているのだから
日本は石油の値上がりの圧力をアメリカほどには受けていないし
フィリピンなんかもっとだ。
にもかかわらず上がるものは上がって、金持ちの懐を潤す。

インフレが静かに進んで、生活が大変になっている。
街中にモノはあふれかえっている。
それを横目で見ながら、不満を募らせていく。

政府に対して70%超が反対しているのに
デモは盛り上がらない。
やっても無駄と言う思いと、変えても同じと言う失望が
行動には知らせない。

私の夢の島だったマリンドゥケでも、
妙に土地の専有化が始まって、土地に柵ができ始めた。
都会帰りの成功者が都会のルールを田舎に持ち込む。

人間って放っておくとどんどん悪くなるようだ。
物質的な豊かさから、精神的豊かさに価値観の転換をしないと
人間はもっと悲惨になるんじゃないだろうか。

生きるためには子供に精神的な豊かさを教えることは
逆にマイナスにもなる。優しさでは飯は食えないからだ。

どうすりゃいいんだろう。

邦人殺人事件

カバナツアンで邦人が射殺されたそうだ。
バイクに乗った2人組がたまたまタイミングよく?
観光で訪れた日本人が通りかかって
そこから金品を奪おうとして射殺?

絶対ないとはいえないが、ものすごく可能性が低いことだ。

私は20年以上フィリピンにいて、残念ながら?
ホールドアッパーにあったことが一度もない。

スリや置き引きには何回かあった。
フレームアップも何度も見ている。
でも、行きずりの殺人事件など、
そう処理されたケースはたくさんあるが
現実にはほとんどない。きな臭いなぁ。

だんだんフィリピンのイメージが悪くなるのが哀しい。

10億年で1秒

http://www.asahi.com/science/update/0307/TKY200803060384.html

すごい技術だなと思う。
でも…何か意味があるのかな。
今の標準時計でも1億年で1秒しか誤差が出ない。
地球ができてから60億年。
この間に6秒以下しか誤差が出ていない時計。
10億年後に人類が生きていることはあるまい。
宇宙開闢以来2分ちょっとの誤差しかない。
ところが時間と言うのは重力で変わる。
相対的なもので、絶対的なものじゃない。
(アインシュタイン先生が言ってたそうだ(笑))

フィリピンでの生活を長く続けていると
時間と言うのはそれぞれ個人が個人の感覚で持っている…
そう気づく。
人間は歯車ではないのだし、絶対的な時間よりも
その時間をどう費やすかのほうが大切だ。

ものすごく正確な時間はある意味で人間のゆとりを奪う。
何億円かけたのかは知らないが、
やって悪いと言うものでもないが…

朝市の声を聞いたり、車のエンコで時間に遅れたり
子供の夜鳴きで目が覚めたり…
時間なんて、ただ過去から未来に流れていくベルとコンベアだ。
そのスピードは個人が感じていればよい。

すごいニュースなのに、読んでて嬉しくならない。(汗)
残された時間が少なくなってきたからかな…

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