ペソ高・インフレ・目減り感

瞬間的に1万円が5500円を超えて2年半。
一昨日のレートが3700円フラット。33%も目減りしている。
一昨年の年頭からVATの網が広がり、家賃にまで12%が
課税されるようになった。
これはそのままインフレ要因にはならなかったが
それでも10%のインフレは続いている。
フィリピン国内にいると為替の動きは直ぐ体感できないが
円での支払いを受けるとぞっとする。
ガソリンは倍になった。円は3割減。(苦笑)

日本人がフィリピンに来て割安感はもうないだろう。
結果的に旅行者は減るし、企業進出も鈍る。
日本人を相手にしている会社や個人は大きなダメージだろう。
ペソ高を受けて輸出は2%減ったそうだ。
それでもわずか2%だ。

ドル安の影響で1ドル40ペソを切る日も間近だろう。
今年の経済見通しは全然見えない。(苦笑)


同じケース

さっき、帰宅してYOMIURIをあけたら下記のニュースがあった。

クリック

私が扱っているケースはもっとひどい。
父親は日本人。母親が不法滞在のフィリピン人だったが
母親が逮捕されたのを機に、父親がが子供の認知をし、
その手続きが完了する前に子供も不法滞在で逮捕。

入管は母親を説得して自主退去の書類に署名させ、
書類手続き完了2日前に強制送還した。
子供は日本で生まれ、7歳。
日本語以外は喋れないからフィリピンに送還されても
学校にも行けない。

どこから見ても日本人の男の子だ。
「日本に帰りたいか」
「うん!」
「どうして?」
「だって、友達が一杯いるもの…」
「そうか、おじさんが友達に頼んでみるよ。それまで頑張れよ」
「うん!」ニコッと笑った顔が可愛かった。
これは日本語での会話だ。

この案件、日本では行政書士が扱っていた。
入管では手続きが進んでいたのも知っていた。
いろいろな方法が考えられる。
行政不服訴訟を起こすことも考えていた矢先だ。
このニュースは朗報だ。

個人的に言えば私は子供はフィリピンで育った方が幸せだと思う。
フィリピンにいる私の知人たちは例外なく
フィリピンの学校に子供たちを通わせている。

しかし、日本で生まれ、日本で育ち、学校にまで通っている子供を
無理やりフィリピンに送還することが人道的措置だとは思わない。
この件で月曜日に大使館に相談に行く事になっている。
早速、東京高裁に資料請求するつもりだ。
子供は日本に到着次第、帰化申請を起こす予定だ。
父親は日本人で、認知をし、子供は日本人になろうとしている。

少子化対策と入管の対応が全く反対だ。
杉原千畝がいたら、こんな非道な措置は取らなかったに津がいない。

頑張れよ!ぼうや
「うん!」快活な、明るい返事が返ってきそうだ。


静かな夜

田舎に帰っているメイドさんがまだ戻ってこない。
昨日、もう一人のメイドさんが帰郷した。
今日はメイドさんが誰もいない。
代わりではないが、奥さんと喧嘩して追い出された家内の弟が
2日前から居候している。

表の通りは車の音もしない。多くの車が田舎に帰ってしまった。
世界中の時計が止まってしまった。
何かをしようと思っても何も出来ない。

腹だけは減るからこのままでいいというわけではないが
時間はもっとゆっくりと流れて欲しいものだ。

人間にゆとりがなくなって、皆あくせくと動きまわっている。
私だけゆっくりしていると、置いていかれてしまう。
でも本当は、皆がゆっくりすればいいんだよ。

滞在歴XX年さんの超大型スピーカー…
壊れたら直せる。改良も出来る。不格好で扱いは大変だけど、
器械と会話が出来る。この会話が楽しい。

壊れたら問答無用に部品ごと付け替えてしまう。
簡単に直るけれど、音の鳴る原理や仕組みもわからないままだ。
忙しい現代人にはそれが良いのかもしれないが
私はそんな生活は味気ないし、温かみも感じない。

「フォルクスワーゲンが欲しい」
家内が怪訝な顔をする。
でも、あの車、エンジンを載せ替えるのに2時間しかかからない。
スピードは出ないがエンジンルームは広く、自分で修理が出来る。
何より、あの遊びのある局面が暖かい。
わからないだろうな…(笑)


なんだ、これ!

なんだこれ

89歳の老婆が30もの病院から救急搬送を断られて死亡したそうだ。
フィリピンなら到底考えられない事件だ。
フィリピンの公立病院、設備や環境は確かにひどい。
しかし救急受付の方に行ってみるとわかるが、
ベッドがなければ床に寝せてでも治療をしている。

ベッドの点滴を掛ける金具には6個も点滴ビンが掛けられ
ベッドの両側に寝かされている救急患者に点滴を施している。
周りは足の踏み場もない。
医者や看護士は汗みどろで働いている。
医者とは優秀な頭脳を持った肉体労働者なのだ。

この環境が良いとは言わないが、少なくとも医師が
医師の本分をわかっているとは言える。
病院や医師の本分とは患者の命を守るということに尽きる。
それが出来なきゃ、その資格はない。
搬送拒否したのは忙しすぎるから…それが理由だろう。

もしも私が医者なら絶対こんなまねはしない。
勤務中は一人でも多くの患者を助ようとするはずだし、
出来る限り受け入れ、どうしても自分で処置できなければ
処置できる受け入れ先を探す。
少なくとも応急処置だけは絶対にしなきゃならないはずだ。
その上で、その患者が緊急性が在るのなら
緊急性のない他の患者を待たせる。
その患者が死亡したということは一番緊急性が高かった、
そういうことに他ならない。

医療のあり方、医師の倫理感、自分の職業に対する驕り、
システムの不備、いろいろな要因が重なってのことだが
この話、人の命を国や病院がいかに軽んじているのか
いみじくも露呈した形になった。

フィリピンだって医師は足りない。
田舎では無医村が増えている。
だからといって公立病院の受け入れ拒否なんて聴いたことがない。

私立病院は別だが…
それでも医者は積極的に患者を奪い合っている。
医者だって不評を買えば患者が来ない。
緊急患者は確実に自分の患者を増やせるチャンスだと心得ている。
(苦笑)


「あきらラーメン」に強盗

22日、白昼、ロハスとブエンディアの角にある「あきらラーメン」に
3人組の強盗が押し入り、5万ペソ相当を奪って逃走したという。

あそこにはビルの警備員もいるし、道路の反対側には10人ぐらいの
人食いワニがたむろしている。度胸のいい強盗たちだ。(苦笑)

あの辺り、犯罪者の巣窟ではある。
ブエンディアからビトクルーズの間の
ロハスと平行して延びるハリソン通りの両側は
覚せい剤のメッカだったし、売春の置屋も10軒ぐらいはある。
ロハスのクラブは連れ出し可能な店も多い。

シンジケートの本拠もあの辺りには数箇所ある。(苦笑)
これが政治家と結んで、あるいは警官と結んで
プロテクションを受けている。

何があっても不思議ではないが…
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幸福度:★★★★☆

メアド:hyuga1213@yahoo.co.jp
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